こんにちは、種族シナジーが大好きなファンデッカー、Rioです
ハースストーン10周年を記念に
ハースストーン全種族
まとめます。
具体的には
ココ
ここになんか書いてるカードは全部まとめの対象です。
この企画はHSに登場するありとあらゆるミニオンの種族、呪文系統についてまとめていくHSへのイカれた愛の発露です。
※呪文系統は厳密には「ミニオンの種族」ではないのですがシナジーを形成してしまうのでまとめに加えることになりました。
シナジーを形成するなら仕方がない。カードゲーマーならわかってくれると思います。
数とかは割と適当です。ゆるして
それでは記念すべき第1弾は私の原点にして頂点、マイフェイバリットLOVE天使ビバチョベリグ種族である獣から紹介。
今後の記事の予定
可能な限り原作WoWやWarcraft世界における扱いにも触れていく予定です。
ドラゴン→メカ→悪魔→マーロック→トーテム→エレメンタル→キルボア→ナーガ
→アンデッド→海賊→すべて→その他(タイタン、新兵トレントなど)→呪文系統
→マーセナリーズの種族(原作世界観を含む解説)→新種族予想
獣
獣とは
元々はハースストーンの原作であるWorld of WarcraftにおいてHunterの特性Beast Masteryを使ってペットにできる知的生命体全般に充てられていた種族。鳥や哺乳類だけでなく魚も虫も獣なのはそのため
(と記憶してますがソース探しても見つからなかったので情報求)
また、ドルイドが自然の力を借りて変身した姿も獣種族を持つ
コレクション可能カードは2024年3月現在全種族中最多の383枚
全てのクラスに配られているが自然とかかわりの深いハンターとドルイドが特に多い
数が多いため能力は様々。大まかには盤面にしぶとく残ってクロックを刻む・急襲で盤面を取る・突撃やバーンで突然相手のライフを奪うなど攻撃的なカードが多く、コントロール向きのカードで実用的なカードは少ない。
ミニオンの効果だけでなく呪文や武器でトークンが召喚されることも多いため様々なゲームモードで見かけるハースストーンにおいて最も馴染み深い種族
小ネタ ウォーゲン≠獣
昔はよくウォーゲンがなんで獣ついてないの?と指摘されてましたが、彼らは呪いによって人間が変身した所謂オオカミ男のため獣ではない
よく間違われる人たち
獣ミニオンの特徴
赤太字は王道・BG両方
断末魔
弱肉強食、自然のサイクルを象徴するからか数が多い
断末魔シナジー
豊富な断末魔をサポートするカード。よく王道以外で悪さをする。
右3枚はナーフ常習犯
猛毒
現実のイメージを反映してか猛毒も多め。猛毒に関連するカードのうち半数を獣が占めている
王道では名誉400ダストとして名高かったマイエクスナがバトルグラウンドで脚光を浴びた
名誉400ダストからグレ6人気ミニオンに返り咲き
複数攻撃
首が複数ある生物や獰猛な攻撃性を表すために巨大な獣が持つ傾向にある様子
洞窟ヒドラも王道よりBGで活躍した印象が強い
手数
トークンを出したり横並べをサポートしたり、トークンの召喚で真価を発揮するシステムミニオンなど群れの力を意識させるカードたち
王道の場合急襲や除去のインフレにより盤面にシステムミニオンを残しにくいため昨今は運用が難しくなってきている。一方でシステムの違うBGにおいては対策必須の強力な戦法を思う存分楽しめる。
蘇り
自然のしぶとさを表しているからか数は少ないものの強力なカードが多い
適応
王道ではウンゴロと時の大洞窟限定のキーワードだが、練気ヒナはPTSDの代名詞、放電レイザーモーや光合のステゴドンはスタン落ち後もワイルドで長らく活躍したカードのため紹介
温厚なメガザウルスは黎明期のバトルグラウンドで暴れ散らし追放。たとえブランがいなくなったとしても確実に悪さをするため戻ってくることは絶対にありえないカード筆頭
突撃
獣のワイルドさを表現できるからか刷られがち。獣をサポートするカードも相まって古くからちょくちょくゲームを壊している
石牙のイノシシは1マナ突撃という利便性があらゆるカードデザインと相性が良すぎるゆえ禁止コンボからファンデッキまで幅広く活躍
急襲
盤面を取る戦法が得意な獣らしく急襲を持つカードがかなり多い。獣といえばとりあえず急襲持たせたらいいと思ってるんじゃないかってくらい急襲であふれている。
隠れ身
猫科が持ちがち。隠れ身関連カード約90枚のうち獣の隠れ身はおよそ30枚。
ハンドバフ
半分クラス固有キーワードのためハンターのカードが多め
思い出したかのように登場する
ちなみに全く活躍していないため影が薄いがデスナイトにもハンドバフはある(獰猛な吸血蟲)
ちなみに2024年3月現在のバトルグラウンドにおいてハンドバフと言えばマーロックだが王道ではマロのハンドバフカードは3枚(うち1枚は美味しいマロバルーン、ドラゴンをバフするマロ)
一応獣のハンドバフ。純粋な獣構成だと翼獣しかシナジーがない。
直接ダメージ
どこにでも飛ばせる打点。盤面の取り合いが重要な闘技場で愛されている
カニ
飢えたカニから始まった「〇〇を食うカニ」シリーズ。メタカードの代名詞
デュアル種族について
2022年12月7日配信の「リッチキングの凱旋」を機に追加、一部旧ミニオンはパッチにてデュアル種族が追加された。
ただ、獣に限らず王道においてはデュアル種族が活かされている例は少ない。
メカと獣を繋ぐ楔、とはいかず専らOTK(獣)ハンター専用機
これに関してはゲームバランスやデザインの方針など色々と事情があるのだろう、たとえば数ある種族の中でいくつかのデュアル種族を相互にシナジーするような拡張を出してしまった場合、他の単一種族と比較してデュアル種族のカードプールが単純に2倍になってしまい公平性を欠く恐れがある、後発のカードデザインに支障が出る、単純に種族シナジーの優先順位が低い、等の理由が考えられる
そのため複数の種族を支援するカードはあっても上記のように1拡張1枚あるかないか
ただし、下記の紹介デッキのようにそれぞれのサポートカードを採用して受けを広くすることでデュアル種族を活用することができる。
獣×メカ 33枚
ゾイドやHORIZON ZERO DAWNのような動物を基にした機械や動物を改造したミニオンたち
転生体のみメカ。かっこいい
BG出身。忘れた頃にメカ種族を活用してくる
獣×アンデッド 29枚(野獣の精霊などのトークンを除く)
メカと比べると大型のミニオンは少なく、より横展開に傾倒している
また、DKレクサーのヒロパやスコージの調教師で作成する「バ獣」は素材になった獣の種族に関わらずアンデッド種族が追加される。
感想
1日1本のペースで書く予定が書いてるうちに色々思い出してきて情報の裏を取ったりあれもこれもと足してしまい、時間はかかりましたがとても楽しく執筆できました。今後の種族記事は新拡張までには間に合うよう適度に端折って書きたいですね。
来たるペガサス年ではコアセットからキングクラッシュが落ち、代わりに新拡張でハンター初のバウンスカード「キングプラッシュ」ちゃんが来るとのこと。
https://x.com/ahirunHS/status/1760726672742207821?s=20
ワイルドでは9ターン目まで試合が長引くことは無いので活躍できなさそうですがスタンではまた一波乱起こしてくれそうで楽しみです。