Rio げーむめも

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10周年記念企画 全種族まとめ ドラゴン編

こんにちは、Rioです

今回は予定通りハースストーンのドラゴン種族についてまとめていきます。

Warcraftの歴史に密接に関係している種族ですが全部書くとめちゃくちゃ長いので一部省略してます。

なお、当記事は英語Wikiを雑翻訳したりツイッターに転がってた情報をまとめただけでファクトチェックまではしていません。

読み違い、解釈違いの可能性もあるので可能な限り参照元を各項目に併記してます。

間違い等ありましたらお手数かけますがコメントや引用でガンガンやっちゃってください

 

まずは原作におけるドラゴンの設定

HS上の特徴は「ゲームでの特徴」以降にまとめています

 

ドラゴン

 

 

元は惑星アゼロスにおける原始的な生物(HSでは始祖ドレイクと呼ばれる)だったが始祖竜ガラクロンドとの戦争をきっかけにタイタン神族に超常の力を分け与えられ、アゼロス世界の守護を任じられた5頭のドラゴン・アスペクトとその血を分けた一族及び眷属たちから成る強大な力を持った種族

惑星アゼロスを蝕む旧神やサルゲラス(元はタイタンだったが闇落ち)率いる焦熱の軍団の侵略から守り、時には定命のものたちと共に戦った。ただしいつでも味方なわけではない。

 

小ネタ

政務や交渉、暗躍などで定命のものと接する際は威圧感を与えないために人間やノームなどに変身する。身分を隠しているものもいる。

例)デスウィング→辺境地の上級種族、領主「プレスター卿」

 

ドラゴン・アスペクト(5大竜)について

タイタンの眷属でありタイタンほどではないが超常の力を持つアゼロス世界の守護者「ティール」から永遠の命と世界を守る力を与えられた5頭の竜

 

WoWの時代においてプレイヤーとスロールたちと力を合わせデスウィングと戦った結果力を失った。(不死ではなくなった

参考:

黒いファラオさん

https://x.com/dice468101220/status/1138139883052998656?s=20

Dragonflight - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft

 

 

レッドドラゴンアスペクト アレクストラーザ 生命を守護する竜

 

生命や自然、癒しの顕現であるタイタン「イーオナー」に力を与えられた生命を束ねしもの Life-binderであり、

全てのドラゴンを束ねるドラゴンクイーンでもある。

他のドラゴンたちと違い定命のものに対しても慈悲深く、まさしく生命を守護する存在

後述するほかのドラゴンアスペクトと違い闇落ちはしていないが強大な力とリーダーとしての立場故敵対勢力に狙われやすく、

オークたちに攫われ力を一時的に奪われた挙句クリムゾンされたり一族が被害を受けたりと酷い目に遭いがち

 

グリーンドラゴン・アスペクト イセラ 夢の世界を守護する竜

 

アゼロスの裏世界である<<エメラルド・ドリーム>>において、全ての生命が悪夢によって狂喜に陥ることから守り続けている。

 

古代の戦争(焦熱の軍団による第一次アゼロス侵攻)においてサテュロスに堕したザヴィウスがン=ゾスの力により夢の世界を悪夢で侵食した。これによりイセラをはじめとするグリーンドラゴンたちは堕落し、ついにはイセラは死亡。死後その魂は神秘の森Ardenweladに送られ力を蓄えた後に復活?(WoWの時代にデスウィング討伐に参加しているため)

 

ブルードラゴンアスペクト マリゴス 魔法・魔力・秘奥義を守護する竜

 

アゼロスにテクノロジーと魔力魔術を操る技術をもたらしたタイタン「ノルガノン」に力を与えられた魔力の真髄

アレクストラーザやイセラたちと違い、惑星アゼロスの生命よりかは魔力そのものを重視しているため高エネルギー源の久遠の聖泉や太陽の泉を酷使し魔力中毒に陥る定命の者たちを信用していない。

立場の違いから定命のもの達から魔力を取り上げようとした結果アレクストラーザを中心とした連合軍に討伐され、後釜にはカレクゴスが置かれた。

 

マブダチのネルサリオンにドラゴンソウルを作った結果裏切られ、報復に出るもデスウィングと化したネルサリオンとドラゴンソウルの力により一族もろとも甚大な被害を受け発狂。

何万年もかけて正気に戻ったら今度は魔力が乱用により乱されてたから、役目を全うするため魔力の統制を図ったところ上記の顛末。色々と報われない竜

 

 

タイタンの伝承 - ハースストーン

ブロンズ・ドラゴン・アスペクト ノズドルム 時間線を守護する竜

過去未来全ての歴史を見通し、滞り無く流れるように監視する「時の守護者

過去視・未来視だけにとどまらず、いわゆるタイムトラベルも可能。

時の果てに狂い、無限のドラゴンになることが運命づけられている。

WoWではノズドルムがプレイヤーたち冒険者を過去の世界に送り込んで無限のドラゴンたちによる歴史改変を防いでいる。

 

 

無限のドラゴン

 

ノズドルムたち青銅竜の一族が来たる未来の世界で旧神の影響を受けて狂ってしまったすがた

画像は無限のムロゾンド。かっこいいね

旧神の配下として歴史改変を行う。なお、ノズドルムは自身の行く末を承知したうえで冒険者たちを派遣しているという。

 

ブラック・ドラゴン・アスペクト ネルサリオン 大地と地底の守護者

 ↓ ↓ ↓

死のアスペクト  デスウィング

 

かつては大地の守護者、現在は「死のアスペクト/力の化身」

 

元々は大地と地殻を守護する偉大な竜だったが、その役割ゆえ彼自身は大地と密接につながっていた。度重なる焦熱の軍団との戦火により傷ついた大地の影響を受け、しかも例によって永遠の命のせいで「これ(苦しみ)がいつまで続くんだ・・・」って病んでたら旧神に精神を汚染された。

旧神が悪いのか力と責任だけ押し付けて途中経過を見に来ないタイタンが悪いのか

 

他のアスペクトたちによって一度は倒されたが、リッチキングの討伐を機に復活

この復活によって引き起こされたのがあの大破壊

その後ドラゴンソウルとアスペクトの力により完全に破壊された。

 

 

 

在りし日のネルサリオン(WoWのTCGより)



ハースストーンはWarcraftの古今東西のキャラクターがカード化されてるわけだしネルサリオンもカード化してほしいなあ

 

 

歴史 - ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIAC

ドラゴンアスペクトは各解説ページ参照

 

ドラゴンフライトについて

ハースストーンではあまり言及されていないが、以下の派生種たちが創造された理由に関わっているため軽く解説

ドラゴンフライトはドラゴンの目的を維持するための包括的な組織を指す。

通常それぞれの色のドラゴンに導かれ構成される。

ドラゴンアスペクトを中心とする5つのドラゴンフライト以外にも小さなドラゴンフライトも存在していた。

かつて多くのドラゴンフライトは混ざり合っていたが、デスウィングを打破するために執った戦争”Dragon War's”の凄惨さを受け組織をまたいだ活動は行われなくなった。

 

Dragonflight - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft

Dragon Isles - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft

Dragon Wars - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft

その他のドラゴン

上記の5大竜とその血を分けた一族はいわゆる翼を持つワイバーンタイプのドラゴン(ドレイク)だが、

それ以外のかつてドラゴンアスペクトたちが監視者によって原始的な竜からドレイクになったようにアスペクトの力を受け変容したもの(ドラコニッド/ドラゴンスポーン)やアスペクト手ずから創造した竜の特徴を受け継ぐ新生物(ドラクシア)などを指す

ラクシア/Dracthyr 

ドラゴン・アスペクトたるネルサリオンが直々に創造した竜人

ドラコニッドなどの強みである屈強さや忠実さに加えて賢さや適応力を追加した種族。

竜と人双方の姿に変化できる。

WoWでは2022年のエキスパンション”Dragonflight”にてプレイアブル種族として追加された。

 

ドラゴンスポーン/DragonSpawn

ケンタウロスのような体系をした四足歩行のドラゴン。手に武器を持つこともできる。

もともとは定命のもの(オリジナル種族は不明)だったがドラゴンの力の影響(意図的なものではなく副作用のようなものらしい)により変質した存在。

卵を生むことが可能で、その卵からはドラゴンスポーンが孵化するため生殖機能がある様子。

ドラゴンフライトや旧神に仕え、それらの地上軍を構成する種族

Dragonspawn - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft

 

ドラコニッド/Drakonid

二足歩行の人造竜の総称

オリジナルのドラコニッドはドラゴンアイル原産の爬虫類種タラセクから変化したものをドラゴンアスペクトが高めたもの。その後長い時間をかけて様々な方法でドラコニッドが作られてきた様子。

ドラゴンアイルの守護が主な仕事

Drakonid - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft

 

ドラゴンキン/Dragonkin について

ドラゴンキンは特定の種族を表すのではなくドラゴンに関連する種族を指す用語であり、中でもドラゴンスポーンやドラコニッドを含むカテゴリを指す際に使われることが多いらしい

 

Dragonkin - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft

 

種族 - ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIAC

-ドラコニッド/Drakonid、ドラゴンキン/Dragonkin の項

余談

ドラゴンキンについて調べてたら出てきたWoW本編のプレイ動画。

ネファリアンたちブラックウィングがメインですが雰囲気だけでもつかめるかもなので載せておきます

www.youtube.com

 

ゲームでの特徴

大竜の特徴

大竜の一族のうち、青、ブロンズ、無限竜はカードゲームに落とし込みやすいのかカード化されている枚数が多い。

 

のドラゴンはアレクストラーザを強調するためか数が極端に少ない。

 


アレクストラーザは竜の女王に相応しいゲームを決定づける強力な効果を持つ。

Wiki曰くアレクストラーザの勇者はレッドドラゴンらしい。ヒューマンに変身した姿なのかも?

 

 

はイセラの他にも何体かエメラルド・ドラゴンがカード化済み。

 

いずれもスタッツに優れており、ドリームワールドと縁の深いドルイドに配られている。(ドルイド達が信奉している世界樹と夢の世界は繋がっている)

 

はHSでも馴染み深い呪文とつながりが深いため主に呪文に関連するカードが多い。

呪文シナジー

 

ちなみに、死後の姿しか出ていないがシンドラゴサも実は元ブルードラゴン

しかもマリゴスの妻、王妃という肩書は伊達ではなかった様子

 

ブロンズドラゴンは「時間を操る」の解釈が多岐に渡っており、文字通り時間を歪めるものもあれば回復や聖なる盾(ダメージの無効化?)で表現されているカードもある。

時を支配するだけあり、時無きものノズドルムやアナクロノスのようなゲームを変えるド派手な効果を持つ者も

特に初代ノズドルムのゲーム内時間に関与する効果はDCGというシステムに進行を制御されているゲームだからこそ可能な芸当であり、非常にハースストーンらしいカードと言える。

時の加速

 

回復(時間の巻き戻し?)

 

聖なる盾(時間線の移動による無効化?)

 

 

’未来に送る’というカッコイイフレーバー

 

無限のドラゴンも時間を操る能力、そして闇落ち様子も相まって文脈を作りやすいのかカードの枚数が多い。ブロンズドラゴンはパラディンに多いが無限竜たちは悪のクラスであるプリーストに多い。

 

過去の相手が使ったカードをコピーする

 

 

ブラックドラゴンはデスウィングを筆頭にその血を分けたオニクシアやネファリアンなどネームドの多い一族

特にデスウィングとオニクシアは頻繁にリメイクされている

ハイリスクハイリターン

デスウィング当人や色濃く血を分けたカードは手札を代償に強力な効果を持つ

 

チビドラゴン(オニクシア)

余りにも環境に与えた影響が大き過ぎたので項目を設けてみた

ミニセット「オニクシアの巣」で追加されたレイドボス・オニクシアはチビドラゴンがいる間無敵を持つのだが、このチビドラゴンが意外と色んなカードに適用される。

名前だけならこの2枚だけがチビドラゴンなのだが

 



確かにチビドラゴンと名はつくが明らかに生身ではなさそうな個体も我が子として認知する。

これも太母たるゆえんなのだろうか・・・

 

以下は5大竜に限定しない特徴

 

ハンドシナジー


「自分の手札にドラゴンがいる場合」

手札の情報が一部公開されてしまうが強力な効果を発揮するカード。

ドラゴンは単体でも強力だが組織を構成したりデスウィング一族のように血の繋がりを重視するように集団戦も得意な点を象徴している?

 

 

雄叫び

ドラゴンはやはり口から炎のブレスを吐いたりするイメージが強いからか断末魔より雄たけびを持つカードが圧倒的に多い。

バトルグラウンドにおいては雄たけびに特化したシナジーが用意されている。

 

ターン終了時

場に居続ける限り無限のリソースを生む。竜の果てしない力を表現するためか?

 

記事を作成した感想

 

やっぱドラゴンってかっこいいわ

 

個人的にはマリゴスが好きです。

定命のものたちから魔力を取り上げようとしたことを暴走と取られてますがこの竜は仕事を全うしてただけなので・・・

まあ確かにちょっと聞き分けが悪いとは思いますが、マナ中毒者などからもわかるように魔力の乱用は身の破滅を招いたり莫大なエネルギーの発生によって悪魔に探知されたり明確なデメリットはあります。

現実でいうとドーピングや核エネルギーに近い感じだろうか。

あとはアメリカ人が大好きな「大いなる力には、大いなる責任が伴う」が頭をよぎりました

 

ただその頃の魔力はもはや生活や戦いに必要不可欠なもので現代の我々にとっての電力かそれ以上の価値を持つ概念だったためマリゴスももうちょい冷静になっておけば命を落とすことにはならなかったのでは?

まあWoWはイリダンとかガロッシュとかコミュニケーション不足や慢心でやらかす人物は事欠かないんですけどね。そしてこれらの人物も旧神の誘惑が間接的に絡んでたりなかったりで旧神はお話の呼び水として使われがちです。CoCのニャル様みたいなもんですね。ちなみに旧神も絶対悪ではなかったり・・・この辺は後続の記事で書き記したいと思います。

 

今回はハースストーンだけでなく原作の世界観に深く関わる項目だったので情報収集に相当時間をかけてしまいました。特にドラゴン・アスペクト、そして彼らに神に等しい力を与えた監視者、惑星を作ったタイタン。更にそれらが争っている焦熱の軍団などなどHSのヒーローたちのような定命のものからするといちいちスケールがデカすぎる存在が大量に出てきて、また歴史も長くどこをかいつまんでまとめるか苦難してました。参考サイトは覚えてる限り記載しているので良ければ読んでみてください。古代の戦争ではストームレイジ兄弟が出てきたりするよ。(イリダンはこの件で色々やらかして封印された)

世界観についてWikiで調べてたら記事のことを忘れて普通に読みふけっていたことも・・・。こういう異世界とか架空の生物の生態を知るのが昔から好きなんですよね。中学校くらいの頃にモンハンの設定資料集みたいなのをクリスマスに買ってもらってずっと武器やモンスターのラフをスケッチしてた思い出が蘇りました。

 

 

参考

ハースストーン日本語Wiki ハースストーンの世界→歴史・種族・陣営・キャラクター他各種カードページ

ハースストーンの世界 - ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIAC

黒いファラオ様 X

twitter.com

ハースストーン公式

hearthstone.blizzard.com

WoW Pedia

wowpedia.fandom.com

 

初心者向け種族解説

himawariwow.wordpress.com