こんちゃすRioです
今回は悪魔の紹介。
現実の悪魔
現実世界における悪魔というとなんとなく「悪いやつ」「天使の反対」「翼をもつ」など
ネガティブなイメージを持つんじゃないでしょうか。
インターネットで悪魔について調べてみると概ね
・宗教文化における秩序に反する存在
・それらを信仰する信徒を誑かし、悪に誘う魔物
とあり、
たとえば仏教における悪魔は修行を邪魔する存在であり、
特に「マーラ(魔羅)」と呼ばれる悪魔は釈迦の瞑想を妨げる存在だったそうです
(女神転生では色々とアレな姿で描かれ物議をかもした。女神転生5のリマスター遊びたい)
またキリスト教において悪魔は主にサタンを指し、神を冒涜し人を悪に誘うサタンもしくはその手先と表しています。
いずれにせよ多くの文化圏において悪魔は中世以前において倫理や法の規範となっていた宗教に相反する存在で、人々を罪や混沌つまり悪に誘う魔物として描かれています。
Warcraftの悪魔
前置きが長くなりましたが、Warcraftにおける悪魔は現実と違い宗教的な背景は持っていません。
Warcraftにおける悪魔は世界と世界の間にあるとされる捻じれし冥界(Twisted Nether)で生まれた苦痛を与え、堕落を広め、善きものを壊すことに喜びを感じる邪悪な存在だそうです。
また悪魔たちはフェル(悪魔が用いる死に属する破壊的魔力)を別の生物に注入することでそれらを悪魔化することでも増える。
しかも厄介なことに悪魔たちは捻じれし冥界の中に本体があり、宇宙に現れる悪魔たちはその影・コピーのような存在でありそれらを倒しても本体は無傷。悪魔殲滅のためパンテオンから派遣されたサルゲラスですら悪魔の本拠地たる捻じれし冥界に突入するのは難しかったのか後にアグラマーと共にマルダムと呼ばれる悪魔たちを生かさず殺さず収監するための監獄を作り対抗しました。
虚無のエネルギーから生まれた暗黒存在「ヴォイド・クリーチャー」はWarcraftにおいては悪魔として扱われていますが、厳密には悪魔ではなく旧神に近い存在らしく、いわゆる大人の都合により悪魔として扱われています。詳しくは後述
青い色調の無形たち
悪魔は主にサルゲラス率いる焦熱の軍団に属していますが、一部フリーの悪魔がいたりウォーロックによって召喚・使役される悪魔もいるようです。
焦熱の軍団/Burning Legion
無数の悪魔たちで構成された混沌の軍団。宇宙の星々を侵略し破壊の限りを尽くしている。
堕ちたるパンテオンのサルゲラスを首領とし、エレダーロードの二巨頭キルジェイデンとアーキモンドを副将とする。
Warcraftの世界の戦乱の大半はこいつらが振りまく火種とその禍根に起因している
同胞を殺戮し混沌の破壊者たる身に堕ちた正しく諸悪の根源サルゲラスですが、
彼の目的は宇宙全体の秩序
いったいどういうことなのか?詳しくは後述
サルゲラスの闇堕ちについて
パンテオン時代のサルゲラス
サルゲラスはパンテオンに属する随一の戦士、また守護者として宇宙の秩序を脅かすあらゆる存在と戦い続けていたタイタンでした。
タイタンの創造を脅かす悪魔との長い戦いの中、いくつかの悪魔がフェルとは違う「ヴォイド」と呼ばれる暗黒エネルギーを使っていることに気づいたサルゲラスは長い研究と悪魔たちへの尋問の末、ヴォイドの支配者によって遣わされた旧神がタイタンの世界魂(World Soul)を浸食し尽くした場合パンテオンでさえ対抗できないダークタイタンとして生まれ変わることを知りました。
ちなみに世界魂はタイタンの卵のようなもので、コアの部分にタイタンの幼生ともいえる新生とされる存在が眠っており、惑星は殻として纏っています。ジェイナたちがいる惑星アゼロスもまた世界魂でありタイタンの卵なのです。
この真実に激怒したサルゲラスは旧神が侵食している惑星を真っ二つに割り、その中で眠っていたタイタンの新生を即座に殺しました。サルゲラスはすぐさま事態を報告するもパンテオンは彼の独断を糾弾。
サルゲラスそれに対して既に宇宙の多くは虚無の支配者に汚染されている可能性があり、世界魂の汚染によるダークタイタンの誕生を防ぐためにも宇宙から生命を一掃する必要があると訴えた。たとえパンテオンが想定する惑星魂から旧神を追い出す穏当な解決策を取ったところで惑星のいたるところに染み付いた旧神の影響からは逃れられないと結論付けており、サルゲラスとしてはヴォイドに侵食された宇宙よりも生命の無い宇宙の方がマシという判断でした。
しかしパンテオンには彼の意見に賛同するものはおらず、サルゲラスは最終的に離反
そして「宇宙を守るために宇宙から生命を一掃する」という大義のためマルダムに捉えていた悪魔を開放し焦熱の軍団を従え始めました。
なお、惑星アゼロスはかのヴォイド・ロードに対抗しうる存在として目覚める予定だとパンテオンは考えているそうです。
悪魔化後のすがた
副題では闇落ちと書きましたがこれはパンテオンやアゼロス、アルガスなど悪魔の被害に遭っている側の視点から見た場合の話です。サルゲラスも長い戦いの最中に情報を集め、この結論に至ってるので彼なりの正義があるのでしょう。
しかしどっちが正しいかはわかりません。サルゲラスの予測も正解である保証がありません。
パンテオンも穏健、悪く言えば保守的に見えますが構成員はいずれも強大な力を持ったタイタンのためもしかすると本当に事態を解決する可能性もあります。
この後パンテオンはサルゲラスとの戦いの末消滅の危機に瀕しアゼロスの守護者に憑依して生きながらえようとしますが失敗。タイタンと連絡の取れなくなった守護者たちは混迷を極めます。サルゲラスの話もろくに聞かないしパンテオンは頭御花畑疑惑がある。
サルゲラス/Sargeras - ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIAC
陣営 - ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIAC
歴史/宇宙とアゼロスの成り立ち - ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIAC
Sargeras - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
World-soul - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
焦熱の軍団の構成種族
かなり種類が多いので一部抜粋
エレダー(マナアリ/Man'ari)
アーキモンドとキルジェイデン
惑星アルガスに住んでいた種族が堕落したもの。悪魔化を逃れたものたちの末裔がヴェレン率いるドラナイ達。
本来「エレダー」はその元の種族の名前であるため、ドラナイと区別してマナアリ/Man'ariとも呼ばれる。ドラナイについては後述。
焦熱の軍団の二大巨頭である「アーキモンド(Archimonde)」と「キル=ジェイデン(Kil'jaeden)」はかつて惑星アルガスの慈悲深い指導者だった。
悪魔たちは強力な分凶暴であったためサルゲラス1柱では手に余る存在だった。そのため知識を尊ぶエレダーたちを悪魔の力で誘惑して堕落させ、副将として従えている。
自己紹介のおかげで恐らく一番有名なエレダー
種族 - ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIAC
Eredar - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
・ドラナイ
サルゲラスの支配を逃れ光の化身ナールの助けを借りアルガスから脱出した元エレダーたち
ナールにより「追放されたものたち」と改名された。ちなみにマナアリはドラナイたちによると「不自然な者」という意味。
バトルグラウンド「焦熱の軍団」バンドルで入手できるエピックバーテンダー「アーキモンド」がトリプル時に「三人と言えばワシとキルジェイデンと・・・いや」と言い淀んでいるのはかつての同胞であり袂を分かった預言者ヴェレンのこと
肌が白かったり青かったりまちまちなのはよくわからないです
ちなみにアンドゥイン・リンの好みのタイプはドラナイらしいです。彼とは美味い酒が飲めそうだ。
Draenei - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
アニヒラン
悪魔の中でも大型の武闘派種族。ピットロードとも呼ばれる。大型の爬虫類に似た姿をしており、2本の腕と4本の脚、1対の翼を備える。彼らの血を飲むと殺戮衝動に駆られ狂戦士と化す。この血を飲んだオークたちが狂戦士となりデーモンの傀儡と化した。
彼らの将「マノロス」は己の血を使いオーク種族を意のままに隷属させていたが、グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscreamによって討ち取られた。
Annihilan - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
Pit Lord (Warcraft III) - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
ナズレズィム
策謀と洗脳を得意とする種族。ドレッドロードとも呼ばれる。
ウォークラフト3の時代に、マルガニス/Mal'Ganisがアーサス王子をリッチキングの手先へと堕落させるための策謀を巡らせた。
「ヴァリマスラス(Varimathras)」というドレッドロードがシルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunnerに敗れて彼女の家来となった。だが、後にシルヴァナスに対して謀反を起こし討伐された。その時、彼はフォーセイクンの「プトレス」という錬金術師をそそのかし、アライアンスとホードの軍勢に対して毒の瘴気を撒かせて彼らの前線を壊滅させた。
悪魔となる前身は吸血鬼のような存在で、デナスリアス卿によって物質世界のスパイとして創造された生物だった。悪魔と化してからはキルジェイデンに仕えているが密かにデナスリアスに情報を送っているらしい。
Nathrezim - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
インプ
いたずら好きでおしゃべりな小さい悪魔。悪魔の中では下等とされ、地獄の炎と策略を得意とする生き物。肉体的には脆弱だが群れをなすと危険。
アゼロス世界の森には「グレル(grell)」というインプによく似た小妖精のような種族がいて、彼らが堕落して悪魔となったのがインプだという説がある。
HSにおいてはよく登場ボイスで文句を言ったり悪態をついたりと口さがない姿が親しまれている。
え~、ほんまにやるんでっか~?
ドゥームガード/エルドレイン
元祖パワー5
元々は巨人の奴隷として秘術の監視役を務めていた種族。知性と翼を持ち、残忍な執行者として知られる。
サルゲラスに雇われた後は焦熱の軍団の突撃部隊、執行者として世界の破壊を楽しんでいる。
Ered'ruin - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
インファーナル、アビッサル
デーモンによって物質とフェルを混ぜ合わせて作られた兵器。日本語では「焦熱の悪鬼」、「奈落の悪鬼」と表記される。
高位のデーモンによって召喚される。召喚されると空から降ってきて、彼ら自身が燃え尽きるまで周りのものを破壊して回る。アビッサルはインファーナルとは別の素材で作られたもの。
知性は無いが魂(感情?)はあるらしく戦闘中は叫んだり能力の使い方を説明することもあったらしい。
Infernal - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
サテュロス
実はナイトエルフの遠縁のためイリダンと無関係ではない。
ヒヅメと尻尾を持った獣人のような悪魔。ナイトエルフが呪いによって堕落したデーモンの末裔。元ナイトエルフの魔道士「ザヴィウス」がその起源。
ザヴィウスは古代戦争時代、ナイトエルフの貴族階級だったが焦熱の軍団を呼び寄せて世界を混乱に陥れた。しかしサルゲラスに課せられた使命をしくじったため罰を受け、呪いによって今の姿になった。
悪魔と化したザヴィウスは同胞のナイトエルフたちに呪いをまき散らしサテュロスを増やした。
ザヴィウスは後にマルフュリオンに討たれたが死後「悪夢の主」となり夢の世界でマルフュリオンと数千年以上にわたって戦い続けている。しぶとい
呪いで変貌したサテュロスたちはザヴィウスと同じように呪いを広め数を増やしている。
ちなみに獣の項で多少触れた人狼「ウォーゲン」は元々サテュロスの脅威に対抗するためナイトエルフが作り出したものでした。
ドルイドの変身形態の一つであるパック形態(群れの姿ともいう)は大狼ゴルドリンの抑えきれない怒りを体現しており、非常に強力な力と引き換えに凶暴性を引き起こしてしまう副作用があった。自身もそれによるやらかしがあったためマルフュリオンはパックへの変身を禁忌としていた。
そんな中ララー・ファングファイアとベリスラ・スターブリーズの二名はエルーンの魔法を使いパック形態の凶暴性を抑え込んだ結果、原始的な本能に隷属するヒューマノイド、ウォーゲンが生まれた。
ウォーゲンはサテュロスに対して有効打になりましたが、マルフュリオンは彼らの行いを嘲笑、ララーの怒りを買いウォーゲンは同族のナイトエルフを襲い、更に噛まれたエルフはウォーゲンと化することが判明した。
彼らの怒りと呪いの伝染を危険視したマルフュリオンによってウォーゲンは夢の世界封印される憂き目に
(のちの世でアンデッド軍団のスカージに対抗するため再び封印から目覚め、またちょこっと暴れてしまった後内なる怒りを抑える儀式を通じて理性を取り戻している。)
Worgen - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
Scythe of Elune - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
Pack form - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
HSでは度々ランプやトークンやガフでやらかし、紫乳首の愛称で叩かれまくっているマルフュリオンですが、本編では英雄どころか生きる伝説のような存在です。
ただ、ちょっと身内に甘かったり頭が固かったりして災厄を招くこともあり完璧な存在ではないようです。戦争に貢献したウォーゲンを嘲笑するのは流石に老害仕草では?
Satyr - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
サヤード
いわゆるサキュバス。主に焦熱の軍団に属しているが一部ウォーロックに使役されたり
焦熱の軍団においては諜報員や拷問者として努めており、一般に日本の2次元カルチャーで培われてきたサキュバスのイメージと比べるとサディスティックな面が強い。
Sayaad - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
フェルハウンド
別名「魔法使いの天敵」
目がなく、棘のあるたてがみを持つ赤い狼のような生き物。
魔法そのものを餌とし、魔力の痕跡を追って獲物を追跡し、2本の触手の先についた吸盤からエネルギーを吸い取り尽くした後獲物の体を引裂くのが大好き。
十分なエネルギーを蓄えると単為生殖で増えていくためかなり厄介な存在であることがうかがえる。
Felhound - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
アラナシ
蜘蛛型悪魔の一種
バーニング・レギオンを研究した学者たちは、彼らは遠い昔にサーゲラスの軍隊によって征服された世界の忘れられた種族の生き残りであると推測している。
姿はクモと人の中間であり、個体によってその割合はまちまち。翼をもつものや毒を使うものもいる。
日本語Wikiによると「アズスナ」の深部に建てられた施設に魔法によって封印されていたらしい。
ハースでは2枚しかカード化されておらず、両方とも雌。原作WoWにおいてはネームドのアラナシ20体ほどと戦う機会があるようだが9割方雌である。特に詳細は書かれてないが現実の昆虫に似て雌の方が身体が大きかったりで戦闘能力が高いのかもしれない。
Aranasi - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
フェル・オーク
オークがピットロード種族の血を飲むことで変化した姿。
緑色の肌は赤く染まり、闘争を求める血の渇きの呪いに縛られた戦闘狂と化す。
血を分けた悪魔が死ぬと呪いが解ける。
グルダンの企てによりグロマッシュ・ヘルスクリームはマノロスの血をあおり、彼が率いる氏族ウォーソング一族にもそれを強いた結果半神セナリウスを討伐するほどのパワーを得た。その後は氏族共々マノロスに隷属される憂き目にあったがグロマッシュとスロールの尽力によりマノロスを討伐、マノロスの消滅を機に呪いは解かれている。
Fel orc - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
Grommash Hellscream - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
オブザーバー
7つの目と2列の歯を持つ浮遊生物。
観測者の名を冠する通り様々な魔法を目撃したいという強い欲求を持っており、新しい魔法を消費する機会と引き換えに力を授かることができる。いわば悪魔版フリーレンである。
目から魔法のビームを発射したり毒を吐いたりする。
海賊パッチーズはHSオリジナルのオブザーバーですが、様々な魔法に触れたいという欲求が彼を大海に誘ったのかも?
Observer - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
その他の種族
種類が多すぎるので割愛。
フェルストーカー、フェルボア、ヴォイドテラー、ヴァイルフィーンド、ウルズール、ホムンクルスなどなど・・・
ナイトボーンやフォーセイクン、ブライクルやアラコアの幹部もいるらしい
Burning Legion - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
ヴォイド・クリーチャー
プレイヤーたちに見せる姿は本来の力のほんの一部
ヴォイド(虚空・虚無)とは、現実の境界の外に存在するWarcraftの世界で最も基本的な2つの力のうちの1つ。もう一方の力であるLight(聖なる光、HSに度々出てくるナールはこの光の化身)とは表裏一体の存在であり、どちらかを無くしては存在できない。
ヴォイド・ロードは純粋なヴォイド・エネルギーで構成された存在で、現実世界を永遠の苦しみに歪めることを目的としている無慈悲で残酷な存在です。しかし、ヴォイドやライトそのものは必ずしも善や悪に区分されない純粋な力に過ぎないことは覚えておいたほうがいいかもしれません。彼らは彼らで好きにやってるようです。
Void lord - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
Void - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
旧神
ヴォイド・ロードは現実世界物質的存在に干渉するための旧神を創造。旧神らは寄生虫ともウイルスとも言える存在で世界魂を浸食、惑星の生命の肉体や精神を蝕み究極的にはタイタンの新生をダークタイタンに変貌させます。
旧”神”と称されるのは皆さんご存知ヤシャラージュ、ヨグ=サロン、クトゥーン、ンゾスの4柱は古代惑星アゼロスを支配し黒の帝国を築いていたためです。旧神は惑星アゼロスの核の露出まであと一歩のところまで手を伸ばしていたがパンテオンによって地下深くに封印されました。
後の時代に彼ら+グフーン(パンテオンが旧神を研究するうちにうっかり生み出してしまった人造神)は討伐されましたが、死して尚アゼロスに疫病のように残り数々の凶事を引き起こしています。
Old God - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
G'huun - Wowpedia - Your wiki guide to the World of Warcraft
ゲーム上の特徴
王道BG同じは赤
王道においては悪魔を使役するウォーロックに大半の悪魔が所属している。次点で悪魔の力を駆り悪魔を狩るデーモンハンターに多い。
代償
悪魔は強力なパワーを持つ反面、召喚者自身の生命や手札などリソースを要求してきます。
ライフ
ウォーロックのクラス特徴でもあるスーサイド要素。
自らのライフすらもリソースとして消費することで色々インチキをする。ナーフされがち
無敵
ライフを犠牲にするデメリットを踏み倒すインチキ野郎ども
破棄
カードゲームの本懐たる手札や山札を要求する。
ライフと違ってこちらは破棄するカードが無くても効力を発揮してしまう。悪魔たちが狂暴な分統率が取れないというが、案外バカなのかもしれない。契約書はちゃんと読もう!
トークン
インプやヴォイドウォーカーなど小型の悪魔を大量に召喚するのが得意。
小型ミニオンだけでなく中身が本体なものもちらほらいる
インプがいっぱいだああああああああああああああああああ
全体攻撃
混沌の破壊者を体現するかの如く強力な全体攻撃をふるう大型の悪魔
デッキ操作
自分のデッキを増やしたり相手のデッキを破壊したり
ヘイトを買いがちだが隙も大きい。
踏み倒し
強力な悪魔はコストが重かったり雄たけびで相応の代償を払わされますがこいつらがいれば安心
喰らう
ミニオンを食って成長する。時には味方すら食べる。
ライフ15
アレクストラーザに始まり、ライフ15はハースではちょっとしたターニングポイントなのかもしれません
まとめた感想
今回はいつにもまして難産でした。時間をかけたおかげで内容はかなり充実したので満足の出来ではあります。
悪魔の話をするにあたって焦熱の軍団の始祖であるサルゲラスの解説にまで手を伸ばしてしまったのが事の始まり。タイタン、世界魂、ヴォイド、捻じれし冥界・・・とWarcraftの古代にまでさかのぼって情報を集めることになり予定が狂いまくりました。しかし調べていくと意外な背景や歴史が見えてきてまたそれが面白くて引き返す選択はついぞ出てきませんでした。
ただ一つ投稿が遅くなったことで発生した問題がございまして・・・
それは
ハースストーン日本語Wiki HEARTHSTONE MANIACが運営元の電撃オンラインの都合により今月末には閉鎖してしまうこと
です。
WoWpediaやツイッターの有識者の情報だけでも十分な量があるのですが、こちらのWikiの読み物>ハースストーンの世界はとてもよくまとめられていて量だけでなく質も良いためハース及びWarcraftの世界観を楽しく知ることができました。
当企画の情報源としても最大限活用させてもらっていて、幸いWarcraftの世界観に関わる種族については(タイタンと旧神の詳細を除いては)粗方説明が終わったのですが日々の楽しみが減るのは寂しい。
現状7/31まで時間が無いのですべては保存できそうにないですが来たる復興に向けて可能な限りGoogleスプレッドシートに情報を移していっています。
最後に
ハースストーン日本語Wikiの編纂に関わった皆様、カードの各ページで思い出や強さを語りあったりアベコベーターの記事でふざけあった名も無き同志たちよ。
今まで本当にありがとうございました。